GXPA16 GRヤリス サスペンションアーム 新規設定

毎週土曜日の新商品開発会議。

今回の目玉はGRヤリス4WDのリアアーム。

MXPA12用は発売しておりますが、GXPA16用はありませんでした。

http://www.silkroad-jp.com/home/portfolio-2/footwork/foot_arm/arm_toyota/arm-gxpa16

アッパーアームは幸い2WDと共通。

試作品完成したトーロッドを取り付け確認できれば販売開始。

A.C.E⁺オートクラフトさま@京都で車両をお借りできるかこれから打診。

そうなんです、商品ができてもすぐ発売できないんです。

取り付けテストが必要で、稀少なクルマは手配だけでも開発以上に時間がかかる場合も。

これは現行サクシードの新型リフトアップマウント。

キャンバー調整もできるうえ、車高を従来品よりアップできます。

こちらも車両手配中。

バランスオートさんと共同開発のAUDI用アーム。

日本車とは違う独特の問題から、試作品開発にかなり時間がかかりました。

フィットクロスター4WDのリフトアップキット。

ミックコーポレーションさまが車両提供してくださり助かりました。

2WD用がそのまま装着できたのですが…

同じものを装着している2WDでは問題のなかった異音が発生。

どうやらリアスプリングから発生しており、クルマの構造に関係しています。

アクスルビームが短くなりすぎて、バネが暴れやすい。

解決方法が見つかるまで販売ができません。

開発というのはこんな感じで、スムーズに行くことのほうが珍しい。

無尽蔵のお金と人材があれば一気に開発できるのですが…

軽自動車、貨物車、旧車、稀少車、絶版車、開発対象の車両とジャンルは増える一方。

クルマに詳しい人材はどんどん減少。

限られた予算と人材で開発しているとどうしても遅くなってしまう。

お客さまからのプレッシャーやお叱りも当然。

でも、部品が無くて困っている車両にリーズナブルに対応したいと欲をかいてしまう。

そんな悩みを抱えている中、TSファーストさまから大量カボス!!

お付き合いのきっかけは商品掲載ミス。

ハイゼットカーゴのステアリングスペーサー。

油圧パワステの存在を知らず、電動用を販売していたのです。

「自分で加工するので気にしないでください、返金も不要です」

とおしゃっていただいた上、油圧用のデータまでいただき、商品開発。

取り付け確認までしてくださりました。

S321g/v ステアリングスペーサー by T/Sファースト 油圧パワステ対応

プロとしては情け無い話ですが、私たちも普通の人間。

想像もつかないほどの前向きな助け舟に感動いたしました。

会議においても少しでも前向きになるよう意識しています。

「ミスを指摘する」「責任追及する」場所にすべきではなく、互いに補いあう場所。

「できない」説明でなく「できる」ための会話ができ、参加するだけで元気になれる場所

日本という国では、否定/慎重意見が重用されがちで、新提案側は消費エネルギーが大きい。

当社とお付き合いをしていただいている協力社さまに対しても同じ。

問題が発生した時には前向きに相談するよう心掛けています。

「カネ払ってんだからヨ!」と飲食店で怒鳴るクレーマーのような行動はしない。

お互いにどう協力すれば問題解決ができるかを心掛ける。

https://news.livedoor.com/article/detail/19585441/

心理学を専攻したものとして、クレーマー心理は”おこちゃま”病だと思っています。

自分がこの世の中心、主人公である、というまさに中2病。

なんでも聞いてくれた親と同じように、世の中もオレの思い通りだという”あまえ”、”依存”。

ある程度の年齢になれば、自分だけでなく、相手の立場や状況をも心はせることができるはず。

1+1=2とはいかない現実が自分だけでなく、他人にも起きることを理解する。

しかしまあ…

朝マックが数分差で食べれないというのは地獄っす…

口の中がメガマフィンになっていたなら、この世の全てのものが食べれないっす!(笑)

週末、トレーニングもかねて奈良の大安寺さまを初訪問。

当社の守り神、馬頭観音さまのお礼参り。

残念ながら馬頭観音さまは3月に拝観可能。

また日を改めます。

片道2~30㌔の間に、無数の寺社。

有名なところだけでなく、その地域毎に大切にされているものがたくさん。

若いときは興味もなかった神さま、仏さま。

人生で壁にぶち当たるたびに、徐々に気になるようになりました。

他の宗教について大学で学んだことがありますが、正直”指導者”って感じ。

非の打ちどころが無い完璧なモノがクズ達を更生してやってるという印象。

けれど、日本では厳しく信仰することを求められるケースは少ない。

自分たちが行きたいときにいって、日々の感謝を伝える。

時期的に収穫期で、ほとんどの寺社で秋祭りの準備をしていました。

そして予想以上の参拝客にビックリ。

日本人というのは穏やかな信仰を大切にしているんだなと実感。

日本の神さまは指導者というよりは寄り添ってくれているような気がします。

私も自分の悩みにくよくよせず、他人を気づかいいたわれるよう成長せねば。

そして年を重ねるごとに稲穂のように頭を垂れ、謙虚に、穏やかになりたいと思う昨今。

トライアスロン師匠、イーカスタムさん。

妙見山ヒルクライムアタック中、出発40㌔地点でのパンクも神の試練ッス。

成長のためなら安いもんです(他人事)。

ご愁傷さまでした。